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職場のストレスが上司の場合の対処法

人間関係

職場でのストレスが上司の場合だったという話を耳にすることがあります。

特に、就職や転職したばかりの時は、上司に相談できると安心ですが、
仕事を始めたばかりで上司に話にくいと感じたり、話を聞いてもらえないことがあると
ストレスに感じたりしますね。

そこで、私が経験した職場のストレスが上司だった時の対処の方法をお話したいと思います。

職場でのストレスが上司の場合の原因

職場では年齢の幅が広く、自分より歳は若く経験年数が長い人が上司になることがあります。

自分が歳を重ねれば重ねるほど、このようなことが起きてきます。

私が保育士として転職した頃は、子育て真っ最中でした。すると、自分より若くて経験年数が豊富な保育士が上司になりました。

歳が若いからダメだとか、保育士の経験年数が長いから良いなどはありませんが、
歳が若くても経験年数が短くても、指導力のある人はいます。

しかし、私の上司の上司、つまり主任保育士も若くて経験年数が豊富な方でしたが、上司と言えども人間なので、やはり人柄や相性などが大きく関係していると思わざるを得ないことが多々ありました。

例えば、クラスの前を通り過ぎる時の一瞬を見て、「保育士同士でのおしゃべりは、子どもの怪我につながるのでやめなさい」「目の前に危険なことをしている子どもがいるのを見てなかったでしょう」「ピアノの練習してきて」など・・・。

言葉だけ聞くと、何も間違ったことは言ってないのですが、保育士同士が話していたことは、連絡帳の確認であったり、目の前の子どもが危険であっても、先に隣にいた子どもが転倒していたので助けていた直後だったり、ピアノもたまたま間違った時に聞いたなど、それぞれの理由もあるのに、一方的に言われたことで、私自身傷ついてしまいました。

職場でのストレスが上司の場合対処法

職場では上司や同僚など、毎日顔を合わせ、時には家族よりも長い時間を過ごすことあります。

仕事に対する考え方も人それぞれですが、時として理不尽なことを言われたりします。

そこで、私がどのようにしてきたかのお話を続けます。

同僚に相談する

私が上司をストレスに感じ始めたのは、転職して1ヶ月もたたない頃でした。

保育園という人を育てる環境の中で、上司から威圧的な態度をとられたり
暴言を吐くという指導とは大きくかけ離れている態度に悩み始めました。

そして、私はダメなのにあの人はOKという、人によって態度を変えるという事も
苦手意識が高まりました。

これは理不尽だと思い、その当時私と上司のやり取りを見ていた同僚に相談しました。

すると、上司のこのような態度は、特定の人を除いては誰に対してでも同じであるということがわかりました。

この相談をきっかけに、同じことで悩む同僚の輪が広がっていきました。

私だけと一人で悩むのではなく、思い切って相談してよかったと思った出来事でした。

本を読む

上司の態度は、自分だけではないとわかっていても、毎日仕事に行くには辛すぎました。

そんなある日、テレビだったのかラジオだったのかは忘れましたが、
「本屋に行くと、今の自分の状況にピッタリの本が、ここよーって呼ぶんですよ」
という話を聞いたので、この関係を解決できる本に出会いたいと思い、本屋に通ってみました。

本屋に通い始めて、かなり時間が過ぎた頃に1冊の心理学の本に出合いました。

心理学の本を見ていているとフロイトやユングなどが出てきますが、私がわかりやすいと感じたのはアドラー心理学でした。早速本を購入し、読み始めましたが、傷ついた気持ちが元気になっていきました。

職場でのストレスが上司の場合対処法実践

そこで、職場の人間関係にもアドラー心理学うを当てはめて考えてみました。

保育はチームでおこなうものなので、一人が困れば全体が困ることが多い現場です。

特に複数担任になると多い所では、6人~7人の保育士がクラス運営に関わってくることに
なります。それをまとめるのが、クラスリーダーであったり、主任保育士になります。

こういう現場で問題が起きると、「誰がした」「誰がしなかった」という事で摩擦が起き始めます。それを、上司から直接言われることはとても辛いことです。私もたびたびの注意に心が折れそうになりました。

注意を受けると、自分が悪いと考える人と、自分は悪くないと考える人の2通りのタイプに分かれていました。

私は前者のタイプで、何時も落ち込んでいました。

しかし、アドラー心理学に出会い、自分が考える事なのか他人が考える事なのかという
「課題の分離」という言葉の意味を知ったことで、問題の視点が変わり気持ちが楽になりました。

そのことについて詳しく見ていきます。

自分のこと

まず、自分のことから考えてみました。

具体的な問題に対して、何時も自分が悪かったと考えていたのですが、それが本当に私の問題なのかを考えていきました。

自分自身のことだと思ったら、他の人がどのように思うのかは考えず、自分の問題に対して、解決するためにはどのように考えればいいのかというように考えるようになりました。

そして、自分が正しいと思ったことを行動していくということを実践しました。

すると、毎回自分のせいにして落ち込んでしまっていたことが、実は自分の問題ではなかったことに気づくようになり気持ちが楽になっていきました。

このことは、私自身にとっても大きい出来事で、とても嬉しくなりました。

他人のこと

次に、問題が起きた原因が、他人だった場合を考えてみたいと思います。

問題の原因が他人のせいだと決めつけてしまう事はあると思いますが、
その人を問題の原因だと決めてしまえば、自分のせいではなかったと楽になるかもしれませんが、
問題解決には、なっていないという事にも気づきました。

しかし、アドラーは、「他人の問題はその人に任せて、一定の距離をとり踏み込まない」ということを言っています。

このことで、私は問題をシンプルに考えることが出来るようになりました。

職場でのストレスが上司の場合まとめ

職場の人間関係が上手くいくと楽しく仕事ができます。

これまでお話したように保育園のように複雑な人間関係の中で働いている保育士にとっては、
上司に相談できることは私はとても大切なことだと思います。

しかし、相談できないことでストレスに感じているとしたら、相談する相手を選び、その問題は誰の問題なのかを考えられるようになると、悩む時間が減るかもしれません。

私は本屋でアドラー心理学と出会ったことで、人間関係について楽に考えられるようになりました。今、色々なことで悩んでいる保育士さんがいましたら、是非本屋で見つけてみて下さい。

 

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